前回インタビューを翻訳してみた結果,他のインタビューでは何を語っているのかが気になってしまい,以前紹介したRock Hardのオンライン版に掲載されているものを和訳してみました。
ドイツ語をGoogle翻訳にかけて英語訳にし,それを基に翻訳しています。また,一部内容を補完しております。
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掲載サイト:Rock Hard
掲載日:2013年11月18日
掲載元:RH#3191 CROSSFIRE Falk Maria Schlegel & Matthew Greywolf (Powerwolf)
取材日:
撮影:BUFFO
インタビュアー:
インタビュイー:Matthew Greywolf,Falk Maria Schlegel
AVANTASIA – Scales Of Justice
ファルク:知っている声だ。
マシュー:俺も。
ファルク:ジョン・オリヴァ?
マシュー:でもドイツのバンドじゃないだろ。
そうだね。
ファルク:知ってるんだけど,出てこないな・・・クソっ!
ヒントを出すよ。フロントマンは割と小柄。
ファルク:カイ・ハンセン?いや,彼の歌声は明るいよな。
マシュー:Scorpionsも違う。
フロリダ出身の歌手だよ。
マシュー:Avantasiaじゃないか?全く予想してなかった。こんなに難しいとは思わなかった!
ファルク:ああ,確かにこれはトビ(トビアス・サメット)だ。
トビはアッティラにAvantasiaへの参加を持ちかけていないのかな?
マシュー:俺は聞いてないけど。
ファルク:(そうだとしても)アッティラのために喋ることはできないけど,彼はおそらく挑戦すると思う。それは特別な試みだからね。
GRAVE DIGGER – Coming Home
マシュー:この音は分かるよ。U.D.O.(※)Grave Diggerだよな?紛れもなく,クリス・ボルテンダールだ。
※管理人注:訳不明。ドイツのメタルバンドU.D.O.のことか?
ファルク:Grave Diggerは音が整っててカッコいい。典型的なリフとコーラスだね。2年前(2011年)に,SabatonとGrave Digger,それからSkull Fistと一緒にツアーをしていたんだ。The Power Of Metal Tourでね。
マシュー:みんなお互いを知っているし,俺はGrave Diggerを尊敬してる。この30年の功績はおそらく誰にも真似できないし,ましてや俺たちには出来るはずもないようなことなんだ。こんなに長い間続けられるなんて,恐れ入るよ。
ファルク:ツアー中は終始とても楽しかった。非常にリラックスできたし,その上お互いに理解があった。とてもいいことだと思ったよ。
VAN CANTO – The Seller Of Souls
マシュー:間違いなくVAN CANTOだ。かなり特徴的だからすぐに分かる。ヴォイス・ギターが印象的で,とってもカッコいい。
ファルク:次はドラムもヴォイス・パーカッションにしなきゃな(笑)
マシュー:そりゃ凄いチャレンジだ。
ファルク:そしたらDie Prinzen(※)って呼ばないと。
※管理人注:Die Prinzen=ディ・プリンツェンはドイツのアカペラグループ。結成時は5人で,全員が名門の少年合唱団出身。現在はライブのサポートメンバーも加入し,メンバーは7人となっている模様。
もし,Powerwolfの曲をカヴァーしたいと言ってきたら?
ファルク:喜んで!とても光栄なことだね。
マシュー:Van Cantoはビッグになってきていると思う。彼らを魅力的だと思っても,またそうではなくても,一度フェスティバルで見てみれば彼らの試みが非常に斬新であることが分かるよ。
RED AIM – Salamander
ファルク:ああ,これはもう(笑)
マシュー:俺は知らないね。もしかしたら,以前のCrossfireでRed Aimを聴いたのかもしれないけど,俺は聴いたことがないな。
ファルク:時折真似されていて,決して同じものではない,と言ってもいいね。
マシュー:まあ,俺たちはその2曲を知っているけれど。
皆は,RED AIMというPowerwolfよりも良いバンドの存在に気づくべきだね。
ファルク:音楽はそれぞれの好みによるからね。その点については議論が必要だ。
HELL – On Earth As It Is In Hell
ファルク:Hellだ!(彼は即答した)この曲のPVを頻繁に見ていたんだよ。これはアンディ・スニープによるプロダクトだと言われていて,注意深く聴いて,そしてイメージを更に明確にしたよ。
マシュー:俺たちは彼らとステージについて一度話してみたかったんだ。
ファルク:最近ちょっと予定が合わなくて。ベーシストが「Turock open airで会おう」って書き残していたから,俺は外でHELLのメンバーに会ったんだ。嬉しかった。出番はこれからかって聞いたんだけど,朝一番の演奏だったって言われたよ。この曲とPVはかなり強烈だと思うんだ。少し,80年代的なメタルの雰囲気がある。歌手は映画俳優のようじゃないか?一つわからないことは,80年代には既にバンドが存在していたんだよな,ってこと。
マシュー:近いうちにセカンドアルバムが出るよ。
BLIND GUARDIAN – Tanelorn
ファルク:これはBlind Guardianだね。
マシュー:この歌声は間違えようがないな。
ファルク:彼らが冒頭にリフを持ってくるとは思わなかったよ。
マシュー:だけど,Blind Guardianらしく非常に直球だ。
ファルク:かっこいい曲だと言わざるを得ないね。リフ(が冒頭に来ること)は彼らにしては珍しいと思う。
HAMMERFALL – Hammerfall
マシュー:この曲は絶対に分かる。だけど,歌っているのが誰かまだ出てこない。
ファルク:俺も。もう少し聴いてみよう。Hammerfallじゃないか?どう?
マシュー:そうだ,Hammerfallの最初のアルバムだ。
ファルク:唯一知ってるHammerfallなんだ。
マシュー:これだけは知っておいて欲しい。このアルバムが1997年にリリースされたとき,こういう類の音楽は格好悪いとされていた。それにも関わらず,彼らはそれを全て払拭してしまった。凄いことだよ。
ファルク:ケルンで開かれたMusikmesseで,Edguyのトビアス・サメットに会ったのを覚えているよ。
マシュー:以前,ライバル誌(Metal Hammer誌)で,オスカーとカメラの前で「メタルは宗教(Metal is Religion)」っていうテーマで討議したことがある。俺たちは基本的には同意見だった。しかし,その概念については一致しなかったんだ。彼は非常に狭い意味で,俺はかなり逆説的な意味でもって,メタルこそが宗教(Metal is Religion)だと捉えているよ。
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前身バンドのRed Aimに関する二人の反応が対照的ですね。
ハンマーフォールのところで語っていた,オスカー氏との対談はこちらの動画になります。
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