今日はクリスマス・イヴですので,キリスト教に関連した狼たちの拘りを紹介します(*^▽^*)
Powerwolfはその見た目からも何となく想像できるように,歌詞や題材,バンドの設定に非常に拘りを持っているバンドです。
一例をあげると,自らを狼と称することから始まって,ギターの二名はグレイウルフという兄弟を名乗り,更にはバンド結成にあたってヴォーカルのアッティラとは奇跡的な出会いを果たした,という物語が設定されています。詳細はまた別の記事で書くことにしますのでここでは割愛。
(今でこそPowerwolfとして活動している彼らですが,デビュー当時は別のバンドの覆面がこの狼たちでした。その話もまた後日,愛を込めて記事にしたいと思います^^)
前置きが長くなってしまいましたが,本日のテーマはこちら。
Photo by Powerwolf |
何やら外国語が綴られている布のようです。
記されているのはキリスト教の中で最も代表的な祈りの文である「主の祈り」で,言語はラテン語です。これはイエス・キリスト自身が弟子たちに直接伝えた祈りであるとされ,キリスト教のどの教派(宗派)でも唱えられているものなのだそうです。より詳しいことはWikipediaにまとめられています。
では彼らのセットに記された主の祈りを見てみましょう。一見何の変哲もないようですが・・・
Pater noster, qui es in caelis, sanctificetur nomen tuum.
Adveniat regnum tuum. Fiat voluntas tua, sicut in caelo, et in terra.
Metallum nostrum cotidianum da nobis hodie.
Et dimitte nobis debita nostra, sicut et nos dimittimus debitoribus nostris.
Et ne nos inducas in tentationem, sed libera nos a malo.
3行目の冒頭が明らかに異臭を放っています。
ここには本来「パン」を意味するPanemという単語が入り,「糧」と訳されるところなのですが,彼らの祈りには直訳すると「金属」を意味するmetallumというラテン語が。
つまり,以下のようなことが記されています。
天にまします我らの父よ,願わくは御名の尊まれんことを
御国の来らんことを,御旨の天に行なわるる如く地にも行われんことを
我らに日々のメタルを,今日も我らに与え給え
我らが人を赦す如く,我らの罪を赦し給え
我らを試みに引き給わざれ,我らを悪より救い給え
日々のメタルを与え給え・・・凄すぎです。この祈りの文を見たとき,一生狼について行こうと思いました。ちなみに私はこの改変者をマシューだと予想しています。(※妄想です)
そんなところまで見てるのかよって感じが否めませんが,すみません,好きなんです・・・
狼たちは欧州を中心に売れているおかげか,ステージセットや衣装はかなり豪華になった印象です。ファルク様のキーボードは2段共に同じものになりましたし,ロエルの衣装はペラペラの防弾チョッキからかなりグレードアップして格好良くなりました。Amen & AttackのPVでは炎使い放題ですし,本当にビッグになってよかったね狼たち・・・!
この勢いで是非とも日本にも進出してきていただきたいところです。
0 コメント:
コメントを投稿